こんにちは、じーんです!今回は胃の機能とトラブルを解決するために何をしていけばいいのか、お伝えしていきます。
胃もたれ、逆流、消化不良の根本原因と対策ですね。これは結構情報が少ないし複雑化しているので、エビデンスや生化学、栄養学、生理学的なメカニズムをベースに、プラス現場の実体験的なところも含めて少し解説していきます。
ちょっと内容が難しいので、ついてこれなかったり分からなかったら聞いてもらえればと思います。よろしくお願いします!
セミナーの構成
今回は4つのセクションに分けてお話ししようかなと思います:
1つ目:胃もたれが引き起こす深刻な影響(どんな影響があるのか、慢性疲労と免疫力低下の関係性)
2つ目:胃酸逆流の原因と根本の対策方法(症状の関連性とかどういう風に予防していけばいいのか)
3つ目:胃酸不足の真の原因(胃酸の分泌が低下する理由は何で、これ説明できますか?難しいですよね。あとは胃酸抑制剤、いわゆる医者で処方されるものとかガスター10的なものとか、そういったものが本当に意味があるのか)
4つ目:胃の働きの基本(あえて4つ目に置きました)
なぜかというと、速攻性があるというか現場で応用できるのが1、2、3ですからね。4っていうのはそれを全体像というかアプローチ方法を把握してから基本を理解した方が意外といいんですよ。
最初に胃の機能はどの項目で始まったらつまらないので、一番疾患とか症状に近いものから「じゃあこういった対策をするといいんですよ」「こういった原因があるんですよ」というのを噛み砕いていってからやった方が多分飲み込みが早いんですよね。
効率よく覚えていくのが一番いいと思うので、現場で対応・指導している方なんかは早く対策をアウトプットした方がいいですね。ご自身でケアされる方は自分の症状を見て対策していくというのが必要になってくると思います。
セクション1
胃もたれが引き起こす深刻な影響
慢性疲労患者の胃の排出遅延データ
まず、慢性疲労患者の胃の排出の遅延データですね。エビデンスを基づいてちょっと紹介しておくんですが、そもそも慢性疲労患者って何だって話なんですけど、これは血糖値の章を見てない方は見てほしいんですが、低血糖ですね。機能性低血糖のその先です。慢性低血糖の人がこれに該当するんですよ。
慢性疲労がある方っていうのは胃の排出の遅延、要するに固形物と液体が胃から下に行く(小腸とかに流れ出ていく)のが非常に遅いんです。
この程度がやっぱり疲労の深刻度によって比例してきて:
- 健康であればあるほどそんなに遅くなくて
- 軽度になってくるともうちょっと遅くなって
- 重度になるとかなり遅くなってきて滞留する
というデータも出ているわけです。
例えばひき肉とかでも結構消化に良いものと言われているものであっても、胃から排出されるのが遅いよねというデータが出てたりするし、液体も残っているとかもあるので、非常に胃腸機能が落ちているっていうのは厄介なんですよね。大変なんです。
だからこそ知識をちゃんとつけて、クライアントさんを見ている方はクライアントさんに応用していく、ご自身の症状がひどい方はご自身に当てはめていく必要があるって感じですね。
やっぱり咀嚼から始まって食道に流れて次に行きますから、胃の機能が落ちていると腸内環境を悪くしたりとか消化吸収に問題が出てきたりするので、ここの対策をしっかりやっていくのがやっぱりマストになってくるかなと思います。
胃の排出機能低下の影響
やっぱりこの胃の排出機能(胃から外に出てくる機能)の低下と慢性疲労というのは明確な相関関係があるので、ここをしっかりと対策しておいた方がいいと思います。
この胃から出てくるのが遅れるとどんな影響があるかというと:
- 早い段階での膨満感:腹部膨満感が出る
- 胃もたれ:プロテインだけでももたれるとかもある
- 上部の腹痛:腹部の不快感が起きる
- 吐き気・嘔吐症状:こういった問題が起きてくる
のでしっかりと対策をしていく必要があるんですね。
胃不全麻痺の症状実態
エビデンスから見ていくと、胃不全麻痺(胃の運動に障害がある患者さん)だと:
- 約半数が早期膨満感・上部腹痛を感じている
- 6割が食後の重度のもたれ感
- さらに重度になると腹痛、嘔吐症状で消化吸収が全くできません、痛みも出ますっていう感じ
でQOL低下や貧血も起こすわけですよね。
当たり前ですよね。何でかっていうと、胃から排出がうまくできないってことは細かく砕けてないので、細かく砕けるとビタミン・ミネラルとかタンパク質をちゃんと吸収できたりするんですけど、それがままになってないので、細かく砕けてないから栄養が取り出せないんですよね。
その状態で吸収しちゃうと、ビタミン・ミネラルが取り出せてないから、なんか食べてるんだけど食べてないみたいな状況が起きるわけです。だからしっかり対策していかないといけないっていうことになります。
胃運動障害と併発疾患
この胃運動障害、皆さんも胃腸機能が落ちているクライアントさんというのはこういった病気も併発していることもあるから、あまりにも痛みを起こす場合は消化器内科に受診した方がいいと思います。
膨満感と倦怠感の関係
膨満感を起こすと倦怠感の重症度が増加する。何でかというと:
- 胃腸機能が落ちていると基礎代謝も落ちる
- ビタミン・ミネラルや三大栄養素の消化吸収も伴ってできてこない
- 要は摂取カロリーが足りてないみたいな状態になっちゃう
わけなんですよね。だから解決しないといけないということになります。めっちゃバグってるですね、これ。
QOL低下と相関性
QOLもどんどん生活の質も落ちますし:
- 貧血も起こす
- うつ病の発症リスク:これも多分マグネシウムとか吸収率が下がることも関係していると思います
なので心の問題にもなってくると思うから、早く早く対策しなさいよということになるわけです。
QOL低下との相関性もそうですね。なかなか会社に行けなくなったりとか、あと睡眠の質も下がるんですよ。
なんでかというと消化不良を改善していかないと:
- 血糖のコントロールがうまくできなくなる(これはビタミン・ミネラルが摂れないことによるものもそう)
- そもそも胃の機能が落ちていると胃酸の分泌とか蠕動運動がそもそもできていない
- 細胞の動きが悪かったり脂質の消化吸収がうまくできなかったりする
のでこういったところをしっかりと解決させていかないといけないわけですよね。
だからこの辺の機能が落ちてるってことは、日常生活が全然まともにできないですよ。どんどんボロボロになっちゃうから、ちゃんと摂っておくっていうのが必要になります。
消化不良の悪循環
消化不良を起こすと:
- 栄養吸収が落ちる
- 鉄分も吸収できない → 貧血傾向になる
- 鉄欠乏とやっぱりうつっていうのは相関性があると考えてもらってもいい
- うつっぽくなる、無気力になる → QOLが低下する
なので、この悪循環を断ち切るために何をすべきかというと、消化不良に介入していく必要があるということになります。
まとめ
まずこの全体像を把握しておいてもらって、こういったところをクライアントさんに説明するのも第一ですし、皆さん一人一人がやっていく場合はこういった問題があるんだなって納得しておくことが必要になってくると思います。
まずは胃の機能が落ちているっていうのがちょっと問題なんだよっていうのを把握しておいてください。
次のセクションでは、胃酸逆流の原因と根本の対策についてお伝えしていきますので、よろしくお願いします!