「時間がないから変われない」は言い訳です。

「時間がない」は言い訳。あなたの時間を奪っているのは、あなた自身の「壊れた身体」です

その「時間がない」、いつまで言い続けるのか?

「時間ができたらやろう」「来年こそは行動しよう」「来月から始めよう」

多くの人がこう言い続けています。しかし、その「時間」は一生訪れません。

なぜなら、時間がないから作れないのではなく、「身体的・脳的な余裕(スペック)」がないから、時間を作れないからです。これが本質です。

多くの人は「気合で時間を捻出しよう」「運動するために睡眠時間を削ろう」と考えます。しかし、これは完全に間違っています。すでに余裕がない状態なのに、さらに余裕を削ろうとする行為は、自殺行為に等しいです。

「時間がない」と悩んでいる人の典型的な1日はこうです。

  • 朝、起きられない。あるいは昼過ぎまで布団から出られない。
  • 子供を寝かしつけた瞬間、そのまま一緒に寝落ちして、結局何もできない。
  • やるべきことはあるのに、スマホをダラダラ見続けて、気づけば深夜。

これらはすべて、1日の人生満足度が低い状態です。そして、この状態は「意志が弱い」から起きているのではありません。身体が、メカニズム的に壊れているから起きています。


「浪費」と「焦り」の生理学的正体

なぜダラダラと時間を「浪費」してしまうのか?

スマホを見続けてしまうのは、意志が弱いからではありません。副腎疲労により、やる気を出すホルモンが正常に出ない、コントロール不能な状態になっているからです。

脳がSOSを出しているわけではありません。単にホルモンが枯渇し、機能不全を起こしています。やるべきタスクがあるのに動けないのは、精神の問題ではなく、身体の故障です。

さらに、血糖値のスパイクによる暴飲暴食、ミトコンドリア機能低下による慢性疲労。これらはすべて、時間をドブに捨てる原因になっています。

なぜ常に「追われている」のか?

「常に何かに追われている」という感覚。これは心の問題ではありません。

  • コルチゾール過剰が続きすぎて、コルチゾールの分泌が鈍くなっている
  • セロトニン不足により、何をやっても満たされない喪失感がある
  • 交感神経(戦闘モード)が張りっぱなしで、副交感神経(休息)が機能していない

つまり、身体は常に「戦場」にいる状態です。だから心休まる暇がなく、焦燥感と無力感に支配されます。

自覚しやすいサインは以下の通りです。

  1. 肩が凝っている。肋骨がかなり開いている。
  2. 感覚過敏。些細な音や光に過剰に反応する。
  3. 感情の起伏が無意識のうちに激しい。

これらに該当するなら、交感神経は完全に暴走しています。


無駄な抵抗:その「時短術」には何の意味もない

土台となる身体(ハードウェア)が壊れているのに、アプリや手帳術(ソフトウェア)でなんとかしようとしても無理です。

血糖値スパイクで気絶している人、ミトコンドリア機能低下でガス欠の人に、タイムマネジメントなど存在しません。

「いきなり○○」は、なぜ失敗するのか?

多くの人は、以下のような「いきなり改善策」を試みます。

  • いきなりスマホ断ち
  • いきなりベジファースト
  • いきなり糖質制限

しかし、これらは全く意味がありません

なぜか?

スマホ依存の真因は、内臓疲労、体内炎症、低血糖によって脳が機能不全を起こしているからです。身体的なエラーがあるのに、精神論でどうにかしようとするのは愚かです。

ベジファーストも同様です。「ベジファーストをしないと血糖値が調整できない」という状態自体がエラーなのです。まず、その根本への介入が必要になります。

まず認めるべきは、「自分の身体がまともな状態ではない」という事実です。


正しい順序で「投資」

では、どうすればいいのでしょうか?

多くの人は「いきなりスマホ断ち」「いきなり野菜生活」をしようとしますが、それすら続く土台がありません。正しい順序で、正しく投資をしなければ、すべては無駄に終わります。

Step 0:正しい知識をつける

なぜ自分が動けないのか、そのメカニズムを知らないまま突撃しても玉砕するだけです。

最低限押さえるべき知識は、血糖値と自律神経のメカニズムです。

  • 低血糖 → 交感神経優位 → 神経過敏

この仕組みを理解しないと、「何から始めるべきか」がわかりません。まずはここを押さえることが重要です。

Step 1:自律神経(交感神経・副交感神経)を整える

これが最優先になります。しかし、「これを食べれば治る」という単純な話ではありません。

人それぞれのダイエット歴や身体の状態によって、アプローチは異なります(個別性が高い)。

例えば、

  • ダイエット未経験者:SNSで見かける一般的な情報でも十分うまくいきます
  • 過去に糖質制限をやりすぎた人:現状が全く異なるため、細分化したアプローチが必要。これは指導の領域です

独学も可能ですが、かなり遠回りします。本来なら3〜6ヶ月で済む話が、1〜2年だらだらやって何もうまくいかないケースがあります。投資をケチった結果、行動と時間がものすごくかかり、成功率も半分以下になります。

だからこそ、安易なハウツーに逃げず、本気で自分の身体と向き合う必要があります。必要であれば、使えるもの(専門家のサポート)は使うべきです。早く行動して、早く成果を出すことが、最も賢明な選択です。


変わらなければ、一生そのまま

今の惨めな時間の使い方は、これまでの生活習慣の結果です。

身体が変わらなければ、時間は永遠に浪費され続けます。

「今のままではダメだ」と猛省し、本気で自分を変える覚悟を持つ必要があります。

時間を投資に変えるための第一歩は、自分自身の身体への投資(知識とケア)から始まります。

言い訳はもうやめることです。変わらなければ、一生そのままです。

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