太ったら生きていくのがしんどいぐらい嫌なのに、食べてしまう方へ
※ボイスの文字起こしですので、読みにくい部分はご容赦くださいまし。
はい、お疲れ様です。じーんです。
今回はインスタで質問を募集したんですが、その中で結構悩まれている方が多くて、少し心配になったものがありましたので、一つ取り上げてお話ししていこうかと思います。
ご相談いただいたお悩みの内容は、
「太ったら死んでしまいたいくらい嫌なのに、詰め込んでしまいます。生きていることがすごく辛いです」
というものでした。
これを見てくださっている皆さんも、ダイエットをすごく頑張られていますし、特にこの質問者さんはコンテストに出られている方なのかな?と予想しています。
そこに対するプレッシャーは誰よりも大きいんじゃないかなと思うわけですね。
摂食障害の有無は僕としてはあまり関係なくて、コンテストに出るということは「見た目至上主義」になりやすい環境に身を置くことになります。「見た目がダメ」だとなると勝てないですし、周りからの評価も落ちてしまう。
安易にアドバイスをしていくのは非常に難しいところではあるんですが、僕なりの考えをお伝えできたらと思います。
まずは「身体の声」を聞いてあげる
まず、「詰め込んでしまう」という前提として過食があるということですよね。
過食があるというのは、栄養学的な観点で考えていくと、シンプルに「栄養が足りていないのではないか」というのが結論になってきます。
なので、まずここの修正をやっていくのが大事なんです。
でも、こう言うと「じゃあ食べれば良くなるじゃん」と思われるかもしれません。
しかし実際はそうはいかないんですよね。
なぜなら、「太ったら死んでしまいたいくらい嫌」という心の問題があるからです。
ここがすごく難しいところで、頭では「代謝を戻しましょう」「過食を治しましょう」と理解して思考することはできるんです。
でも、それが感情とぶつかって、がんじがらめになってしまう。
「食べれば良くなるけど、食べられたら苦労しないよね」という話じゃないですか。
どうやったら食べられるようになるか、というのをまずは考えていかないといけないですよね。
感情の終着点を見つける
まず、「太ったら死んでしまいたいくらい嫌だ」という感情を深掘っていく必要があると思います。
「なんで嫌なのか?」
- 自分に価値がないからなのか
- 競技者として恥ずかしいからなのか
- 自分が決めた「理想像」を守れなかった自分が情けないのか
その感情の終着点はどこか?というのを見つけていかないといけないと思っています。
これが「悲しみ」の方もいらっしゃいますし、「恥」や「罪悪感」、「怒り」に帰着する方も多いんですが、そこを見つけてあげる必要があると思います。じゃないと前に進めないんですね。
心の引っ掛かりが何で起きているのかを可視化していくのが、最優先になってくるかなというのが僕の正直なところです。
ただ、これをご自身で見つけきるというのは非常に難しいです。
頭で考えると、物事っていうのは基本的に本質が見えてこないんですよ。
僕らが話す言葉には、自分の脳のフィルターがかかってしまっているので、意外と本音ではない可能性が高いんです。
だからこそ、「隠れた本音」を見つけていかないといけない。
これは非常に辛い作業です。
ドロドロした感情を掘って掘って、それを見つけ出して。「なんでそうなったんだろう」とたくさん考えていかないといけない。
- 小さい頃に嫌な目にあった
- 恋愛でうまくいかないことがあった
- 職場で何か言われた
- 家族や親戚に何か言われた
何かしらの「すごく嫌な思い出」が、多分どこかしらで見つかると思うんです。
そこに対するケアをしていくというのが、真っ先にやるべきポイントなのかなと思っています。
ここをやっていかないと、詰め込んでしまっている本質的な要因が見つからないんですね。
本質的な要因の一つは「栄養」ですが、「食べればいいじゃん」と言われても食べられないなら、もう一つの本質的な要因である「心理的な要因(心のブロック)」を見つけていかなければならない、ということになります。
「闇」は、やがて「光」転嫁する
なんでこんな辛い作業をやらなきゃいけないかというと、シンプルです。
人生は長いからですね。
僕は持論ですけど、生きるのも死ぬのも自由だと思っています。
「死にたい人に生きてくださいね」という強要もしたくない。生きることは、辛い人にとっては地獄のような時間ですからね。
でも、一つ言えることがあります。
「すごく辛いことがあっても、ちゃんと生きていくと、意外といいことがあったりする」
これは僕の実体験としても言えます。あの時辛かったけど、今頑張ってよかったな、と思えるタイミングが必ず来ます。
僕のすごく好きな話で、「闇があれば光がある」という言葉があります。
闇があるからこそ、今の自分が形成されて、それから光に転じていくんです。
『僕のヒーローアカデミア』という漫画をご存知ですか?
主人公のデクくんは、最初は「個性(スキル)」を持っていなかったんです。周りから「無個性」だと言われて、レッテルを貼られていた時期がありました。
でも、一生懸命「ヒーローになるんだ」と頑張っていく中で、力を受け継ぎ、認められ、真の力を発揮して最強のヒーローへと成長していきます。
もし、スキルがなくて周りからダメだと言われていた時期が「闇」だとしたら、最後活躍していく姿は「光」ですよね。
僕ら人間一人一人にも、ちゃんと人生のストーリーがあります。
闇のタイミングもあれば、光のタイミングもある。
今がすごく苦しくて「死にたい」と思っている気持ちになっているのであれば、それはまさに「闇の時期」なのかもしれない。
でも、そこを乗り越えた先に、すごくいい世界が見えるんじゃないかと僕は思うわけです。
だから、諦めないでほしいです。
僕ら人間は、もっと貪欲に生きてていいと思うんですよ。もっと素直に生きてもいい。
生きることが不器用な人が、あまりにも多いなと感じています。
もうちょっと肩の力を抜いて、自由に生きていくのも大事です。
コンテストで前線を張って、トップに立って、勝ち続けて…という人生もすごいけど、苦しみながらそこまでもがき続ける必要はあるのか?というのを感じてほしいんです。
10年後、思ったより幸せになってるかも
認められていないと価値がないと思っているのであれば、「そんなことはないんだよ」というのを再度学習してあげるといいと思います。
その学習というのは、頭と体に覚えさせてあげること。認識を書き換えてあげることが大事になります。
今、悲しみのどん底に落ちていたとしても、10年後には「思ったより幸せになってるんじゃないの?」っていう話なんですよ。
だから、これからの人生という長いスパンで見て、今は「成長のきっかけ」なのかな?「変わるタイミング」なのかな?という風に、ちょっとでもプラスに捉えていただければと思います。
前提として、生きてるだけで偉いです。 皆さん頑張ってるじゃないですか。
ダイエットを失敗している人でもそう。摂食障害になってどん底に落ちた人も、別にそれが「失敗した」という風に捉える必要はないんです。
だって、綺麗になりたくて頑張った結果、ちょっとやり方を間違えちゃっただけなんだから。
その頑張りも無駄じゃなくて、努力の一つ。「頑張ったことの一つ」だと思うことが大事です。
世の中で無駄なことはないです。
だから自分を責める必要はないんですけど、あまりにも無駄なことばかりやっていると、いつまでも本質に辿り着けないので、そこはある程度バランスよくやっていきましょうね、という話をしています。
皆さんの人生、まだまだ長いですから。
これからの10年、20年をどう生きていけば健やかに過ごせるか。それを考えた上でアプローチしていただければと思います。
やるべきところは、食べるのももちろん大事だけど、その手前に心のブロックがあるなら、心の側面から介入していくのが必要なんじゃないかな、というのが僕の意見です。
長くなりましたが、ありがとうございました。
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